子連れ海外旅行計画の立て方

こんにちは、イラリタです。

みなさんは旅行が好きですか?好きな人は多いのかな、と思います。では、子連れ旅行は楽しめていますか?

子連れ旅行と聞いて、苦い思い出が頭を過ったかたもいらっしゃるのではないでしょうか。私も過去、旅行へ行ったものの、ただただ疲れただけで、一体何しに来たんだろう、と思うことがありました。とはいえ、何だかんだと楽しい時間や貴重な体験は得られて、終わってみるといい思い出、だと思います。

とはいえ、少しでも楽しい時間を長くしたいですよね。そこで今回は、子連れ旅行を計画するために、普段考えたり実践していることをまとめたいと思います。今回は、海外旅行編です。

目次

目次

  1. 旅のテーマの設定
  2. 旅行日程と予算の決定
  3. 行き先の選定
  4. 滞在先と航空券の選定

旅のテーマ設定

旅行に行く際、まずは旅のテーマを決めましょう。

おいおい、待ってくれ。家族旅行くらいでテーマなんて大袈裟なこと考えなくてよいだろう。と思われる方もいらっしゃると思いますが、ぜひ考えていただきたいです。

なぜなら、テーマ決めをすると、この後のステップが格段に決めやすくなるためです。私は旅行が好きで旅行する場所や行った先で何をするか、と想像を膨らませることが好きですが、そうすると選択肢が次第に増えていき、優柔不断な私は、あれこれ悩んで最終的に疲れてしまいます。

自分で選択肢を増やしすぎて結局絞り切れず、時間が過ぎ、疲れだけがたまってしまうのです。調べ初めたころは、比較的良いところが見えやすいため、「あ、ここも良いな」と選択肢がどんどん広がりますが、どこの観光地もいい点だけではないです。絶景だけど遠い。いろいろと集まって便利だけど混雑する。綺麗だけど高い。などなどメリットデメリットがあります。

旅行計画だけで大切な時間や判断能力を減らしてしまうのは、もったいないため、旅行のテーマを決めることがおすすめです。

旅行のテーマと言っても、海辺でゆっくり過ごす、この絶景を見に行く、とにかく美味しいものを食べる、といった抽象的なものでいいので、これを目的に旅に行くんだ、と思える譲れないテーマが良いと思います。

旅行のテーマさえ決まれば、あとが楽になります。例えば海辺でゆっくり過ごす、というテーマだったら、砂浜が綺麗で海が穏やかな場所、できるだけ移動が少なく過ごせる立地、キッズプログラムが充実したところ、といった具合にある程度、選択肢を絞っていくことができます。

また、ついつい予定を詰め込みがちになるので、計画中に時々、テーマは何だっけ?と思い出してみると、優先順位が付けやすくなり、ただ疲れるだけだった、という旅行は避けられるかもしれません。

旅行日程と予算の決定

滞在日数については、私は少し足りないくらいがちょうど良いと思っています。最終日、帰る際にもう少し居たかったな、と感じるとそこでの滞在時間が楽しいものだった、という記憶になるため、その旅行や土地の印象が良いものとして頭に残るためです。

また実際には、休暇の日数と予算で決まってしまうと思います。

予算についても、上を見だすとキリがないので、許容できる範囲に設定しましょう。

旅行するとなると移動費や宿泊費、飲食費、アクティビティ費(入場料や体験料など)など様々な費用がかかって来るため、ふと気が付くと予算をはるかにオーバー、なんてことも。特に子連れ旅行となると、航空券も一人分、ホテルはエキストラベッドが必要、たいして食べない我が子でもビュッフェ料金が必要だったりと、感覚以上に出費がかさみ、意識しないうちに旅費が増加しがちです。

そこで、全体の旅行日程と予算の管理におすすめなアプリがありますので、紹介したいと思います。

それはずばり、共有できる旅のしおり、tabioriです。


-tabiori- 共有できる旅のしおり
-tabiori- 共有できる旅のしおり
開発元:Tuclicks inc.
無料
posted withアプリーチ

このアプリは旅の計画を立てられることに加えてトップページで合計金額が一目で確認できるため、予算との比較も簡単に行うことができます。

また、旅行日程中の各イベントに写真を追加できるため、後から見直すと具体的なスポットの情報と思い出がよみがえるため、簡易な旅アルバムとしても使用できます。ほかのユーザーの旅行日程も検索することができるため、工程の参考にすることができます。

旅の計画は共有することができるため、夫婦で旅程を共有しながら計画する際にも便利なアプリです。我が家は、全体日程を入れたら、初めのうちは具体的な日にちを入れずに、いいなと思ったレストランやイベント、スポットの情報を放り込んでおきます。各イベントにはURLをリンクされられるため、お互い確認しながら、優先順位や順番を決めていきます。

アプリの使い方などを紹介されているページもたくさんありますし、使い方も直感的にわかりやすく作られているため、とてもおすすめです。

行き先の選定

さて、ようやく行き先の設定です。普通はまず行き先が決まるんじゃない?と思われた方も多いと思います。もちろん、ここに行きたい!という思いから旅の計画を始めることもありますが、先にもお伝えした通り、この後の計画ステップで出戻りが出ないようにするためには、旅のテーマ、日程、予算はコンセプトをまず決めた方が確実にこの後が楽です。

行き先を決めるとき、私は地理から入ることをお勧めします。Google mapをかなり引いた状態からスタートして、国のどの位置にあるのか、行きたいスポットの位置関係はどうなのか、と一度全体の地理関係を頭に入れます。

これにより、スポット間の移動距離や移動手段などをイメージしやすくなるため、確認漏れを防ぐことができ、また、タイムスケジュールもおおよそ見積もれるようになります。

Google mapのピン機能を使用して、候補に挙げた各地点を地理上にマークして、移動の流れを意識しながらピックアップしてもいいと思います。

このステップで最も重要なことは、詰め込みすぎないこと、だと思います。子連れ旅行の一番のイライラポイントは、計画通り進まないことです。大人だけの旅行とは違って、無理がきかないですし、予想以上に時間がかかります。

そのため、少し余裕取りすぎかな?と思う程度の詰め込み具合がいいと思います。

滞在先と航空券の手配

次は、旅行の良し悪しを左右する滞在先と、旅費の大部分を占める航空券についてです。

我が家は海外ホテル検索の際、Booking.comやAgodaを使用しています。子連れ旅行において、ホテルを予約する際に気にしなければならないことが、チャイルドポリシーです。我が家は4人家族ですが、3人だと検索サイトではヒットしないことがよくあります。Booking.comに比べて、なぜか、Agodaは1室で許容される人数が多めに設定されていることが多いと感じます。

チャイルドポリシーの説明は、必ず読んでおいたほうが良いです。特にエキストラベッドの項目は要チェックです。添い寝ができる年齢やエキストラベッドの料金は、ホテルによってかなり差があります。

チャイルドポリシーだけでも、子どもウェルカムなホテルか、大人だけの空間を売りにしているホテルか、何となく判断できることもあります。大人しかいないホテルに子連れで乗り込むとうかつにプールにも入れなさそうですので、いつもしっかりと確認しています。

また、ホテル予約の際、私は絶対に公式HPを確認するようにしています。検索サイトでは情報量が足りない場合や部屋の詳細を確認することができます。また最近は、ホテル検索サイトと同額でホテルを予約できることもあるので、検索と口コミ確認を検索サイトで実施して、予約は公式HPで、とすることもあります。公式HPからの予約で最大のメリットは、確実だからです。

以前、タイのリゾートホテルに宿泊した際、ホテル検索サイトのエラーで、半分の日数しか予約が取れていないことがありました。何とか同じホテルの別の部屋を確保してもらえたのですが、せっかくの連泊なのに毎日部屋を移動する羽目になりました。(子どもは楽しんでましたが)

さらに、海辺のソファで優雅に本を読む他の旅行者や楽しげに遊ぶ家族を横目に、検索サイトにクレーム&返金交渉をすることに。

この検索サイトは二度と使わない!と心に決めたのですが、結局、安さには勝てず、半年もたたずにまた利用している自分が悲しい。。。ただし、それ以来、公式HPの確認は欠かさず行っています。

海外旅行で飛行機を利用する際のポイントがありますが、ここで書くと長くなりそうですので、また別の記事でまとめたいと思います。

おわりに

子連れ旅行の計画段階でのポイントをまとめてみました。子連れ旅行は色々とたいへんですが、子どもが大きくなってくると、なかなか一緒に行く機会も減ってきてしまうと思います。

まだ、子どもは小さいから記憶に残らないしなぁ、と二の足を踏むこともあるかもしれませんが、旅は人に貴重な体験をさせてくれます。その経験は子どもにも価値あるものと信じて、親が四苦八苦する姿も含めて、見てもらえばいいのかな、と思います。