タイバーツを日本円で海外送金するならアユタヤ銀行アプリが便利【在住者がおすすめ】

こんにちは、イラリタです。

現在、海外赴任や現地採用でタイの会社に勤務し、タイバーツで給与を受け取られている方は、海外送金をしたいと考える機会があると思います。

例えば、帰任される時などがその最たる例だと思いますが、帰国にあたってタイでのやり残しを片付けたり、引っ越しや次の勤務地の準備であったりと何かと忙しいと思います。

送金手数料を考えるとバンコク市内や空港で両替して、現金を携帯する方法が最も効率的ですが、税関申告の上限や大金を所持している不安が気になります。

一方、海外送金は各銀行だけでなく送金サービスを提供する会社もあったりと選択肢が多く、送金手数料や送金レートを比較して、どのサービスを使ったら良いかを調べたり、銀行に手続きをしに行ったりと何かと手間がかかります。

そこで、好レート、かつ手軽に海外送金ができてしまうサービスがあれば嬉しいですよね。
今回はそんな方法についてご紹介していきたいと思います。

目次

最高のレートで送金するには

いきなり核心に触れていきますが、最高のレートで海外送金する方法、それは、バーツ/円の為替レートが一番良い時に送金する、です。

いやいや、そんなことはみんな百も承知で、それができればこんなページわざわざ読まんわ!と怒られてしまいそうですが、しかし、これに勝る方法は実際のところないです。

では、分かっているのに何故難しいのかというと、

  • いつが一番良いレートなのか分からない
  • 帰国が迫っていて時期を選べない

といった理由があるからだと思います。

たしかに、最高のレートになる時期はわかりませんが、最悪のケースというものはある程度避けられると思っています。最悪のケースとは、所持金の全額を悪いレートの時に送金してしまうことです。

そんな事態を避けるために、見通しの立たない未来のレートには期待せず、自分が納得できる基準で事前に分割送金しておき、リスクを分散したほうが良いと私は思っています。

ただし、送金の度に手数料が発生する点はデメリットです。そのため、手数料と為替レート変動による影響とを天秤にかけて判断が必要です。

この方法を実践するうえで、気軽に送金手続きできることが重要な要素になってくると思います。要は、今レートが良さそうだし送金時かな、と思った時、すぐに手続きできてしまうサービスがあると嬉しいです。
そこで、そんな用途にピッタリのサービスを紹介します。

アユタヤ銀行アプリ KMA

バーツから他国通貨に海外送金するサービスはいくつもありまが、ここでは、アユタヤ銀行(クルンシー)のアプリを使った方法を紹介します。

アユタヤ銀行(クルンシー)はタイで6番目の資産額がある大手銀行(本記事執筆時点)で、三菱UFJ銀行の傘下になっている銀行です。

当然他の銀行や海外送金サービスもありますが、アユタヤ銀行アプリを利用するメリットは、なんと言ってもその分りやすさと使い勝手、程良い安心感にあります。

三菱UFJ傘下であることから多くの情報が日本語で確認でき、銀行の資産規模からも一定の安心感を持てます。

また、アプリ一つで送金ができてしまうので、使い勝手が非常に良いです。アプリの表示は英語ですが、操作はそれほど難しありません。このアプリは口座管理、振込等で使用するので、口座開設したらまずインストール必須のアプリです。

アユタヤ銀行は、日本にいながらしても口座が開設できてしまう銀行の一つです。もし、お子様がタイの日本人学校に通われるのであれば、授業料の振込などでも活躍してくれるため、タイに来る前に口座を開設しておくこともおすすめです。

アユタヤ銀行アプリを使った送金方法

「KMA」というアプリを起動して「International Transfer」をタップ、画面が移行したら必要事項を記入していきます。

受け取りたい外貨の種類を選択(日本円ならJPY)したら、受け取りたい額を記入します。そうするとその時点での銀行為替レートと送金手数料を基に計算されたバーツ額が表示されます。

各項目の記入内容は、アユタヤ銀行の公式HP上でも公開されています。しかも日本語です!

https://www.krungsri.com/jp/japan/various-services/kma#kma-inter-transfer

上記リンクを参考に手続きを進めれば問題なくできると思いますが、いくつか気が付いた注意点をあげておきます。

  • 1日の送金上限額は、20,000USD相当(実店舗での手続きは上限なし)
  • 取引時間外(平日16:30以降、土日)の送金は翌営業日レートのため、スリップ上の記載から変わる
  • 送金先の口座番号は支店番号-口座番号
  • 日本側受け取り銀行で別途手数料が発生する
  • 時間をかけすぎるとセッションタイムアウトになり、再ログインしてやり直しになる

タイ側の送金処理完了後、問題がなければ日本側受け取り銀行から2営業日くらいで、登録連絡先に確認の連絡が来ます。送金目的が主な確認事項ですので、それに返事をすると2営業日くらいで日本の受け取り側口座に振り込みが完了します。

おわりに

私自身も実際に利用経験がありますが、とても簡単に手続きができましたのでおすすめです。

送金時の必要記入事項に間違いがないようにだけ、くれぐれも注意をお願いします。ただ、心配性の私は何度も確認をしている間にセッションタイムアウト、ということが何度かありましたので、確認もほどほどに。。。




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