こんにちは、イラリタです。
私はビーチリゾートが大好きで、タイに赴任してからの長い休みには必ずと言っていいほど、家族とビーチリゾートを旅行しています。
タイにはたくさんのビーチリゾートがありますが、この記事ではその中から特におすすめの場所を7つ選んで紹介したいと思います。ここで紹介する7つは、どこも定番のビーチリゾートで、間違いないですが、それぞれの特色があります。
そこで、各リゾートの個性が想像しやすいように、下の6つの観点で魅力度合いを採点してグラフにしました。
- コスパの良さ
- アクセスのしやすさ
- 海/ビーチの綺麗さ
- リゾート感
- シュノーケリング(船上)で見れる魚の数と種類
- 海以外の観光(食事の美味しさ、観光名所)
超個人的な採点です。また、特徴が分かりやすいように魅力度合いの差を大きくしています。基本的にどこもおすすめであることに違いありません。
また、それぞれのビーチリゾートに実際行ってみた体験記事も紹介していきたいと思いますので、皆さんの次の旅行先に検討用に是非、参考にしてもらえると嬉しいです
目次
タイのおすすめビーチリゾート
今回おすすめ紹介するビーチリゾートの場所を下の地図上に載せました。地図上の番号と下のリスト番号はリンクしています。
- プーケット島
- クラビ
- サムイ島
- サメット島
- クット島
- ホアヒンビーチ
- パタヤビーチ
プーケット島
言わずと知れたタイの超有名ビーチリゾートです。タイの観光地として、真っ先にプーケット島を思い浮かべる方も多いと思います。
バンコクの空港からは、約1時間半でプーケットの空港に到着します。
コロナの影響で大打撃を受けたタイの観光産業を救済するため、タイ政府が真っ先に外国人観光客を呼び込むサンドボックスの候補地として、ここプーケット島選んだ点からも、タイを代表する観光地であること分かります。
プーケット島自体にも綺麗なビーチや高級リゾートホテルを含む多くのホテルがありますが、息をのむような美しい湾、マヤベイがあるピピ・レイ島などの周辺離島ツアーが大人気です。
リゾートホテルやビーチでゆっくりしても良し、周辺離島ツアーやシュノーケリング、スキューバダイビングを楽しむも良し、と好みに合わせた色々な楽しみ方ができます。
また、レベルの高い飲食店や日用品を扱う店なども揃っており、現地の行動にまったく不自由はしませんので、初めてタイのビーチリゾートを訪れる方にとっては、まず選択肢に挙がる、王道リゾート地です。
特徴・過ごし方
プーケット島はバランスが取れたリゾート地と言えます。プーケット島のビーチから見る海も綺麗ですが、離島で見られる海や景観の美しさは別格です。
後に出てくるクラビと似たようなグラフですが、島という事もあり、若干移動や滞在コストは高くつきますが、その分リゾート感覚は高く感じると思います。
リゾートホテルでゆっくり、街中探索、離島の絶景を目指す等、色々な過ごし方ができます。
クラビ
クラビはプーケット島と海をはさんだ反対側の陸側(マレー半島)に位置しています。
プーケット島はタイのビーチリゾート地として定着していますが、対岸陸側のクラビでも観光地化が進み、まだまだ手つかずの自然を売りにしたリゾート化が進んでいます。
クラビで栄えている地区は、クラビタウンとアオナンビーチ地区の2つです。アオナンビーチから見る海はあまり綺麗ではありませんので、ボートで他のビーチや離島に行くと良いです。
バンコクの空港からは、約1時間20分でクラビの空港に到着します。空港は、クラビタウン中心部まで約13㎞、アオナンビーチまで約25㎞のところに位置し、空港からの移動にもそれほど時間はかかりません。
特徴・過ごし方
プーケット島と同じようにバランスの良いリゾート地と言えます。アオナンビーチの近くのホテルに宿泊し、綺麗な海や景観を求めて離島ツアーに参加する滞在の仕方が基本になると思います。
レストランもたくさんあり、食にも困りませんがプーケット島ほど栄えていないので、基本的には綺麗な海をひたすら楽しむことがメインになります。
離島ツアーやボート移動は比較的長時間の船旅になるので、あまり小さなお子様には向かないかなと思います。幼稚園児以上で船を楽しめるのであれば、冒険心が掻き立てられて楽しめると思います。
子連れ(幼稚園児)でクラビを旅行した体験記を下の記事で紹介しています。
サムイ島
サムイ島はマレー半島東側のタイランド湾に浮かぶ島です。ココナッツアイランドと呼ばれて、世界中から観光客が訪れる、プーケットにならぶタイのアイランドビーチリゾートです。
サムイ島の近くには、フルムーンパーティーでパリピに有名なパンガン島や絶景が臨めるナンユアン島といった島々があります。また、周辺海域にはスキューバダイビングができるスポットも数多くあります。
バンコクの空港からは、約1時間でサムイ島の空港に到着します。
特徴・過ごし方
サムイ島へはバンコクの空港から飛行機でアクセスできますが、この飛行機が1社(Bangkok Airways)独占状態になっており、また島という事もあって移動や滞在のコストはやや高いです。
島のビーチからアクセスする海はそこまで綺麗ではないですが、船上シュノーケリングやスキューバダイビングを楽しむ方にはおすすめだと思います。
サムイ島は他のリゾートと比べて、海外の旅行客が多いこともあり、国際色も豊かです。
そのため、ジャンルも豊富な多くの美味しいレストランも魅力でしたが、コロナ影響により多くのレストランが閉まってしまいました。早くかつての活気が戻ってほしいものです。
サメット島
タイ在住者に人気のリゾートです。私も日本にいるときは名前すら聞いたことがありませんでした。
サメット島の場所はパタヤよりもさらに南東に進んだラヨーン県にあります。パタヤのあるチョンブリ県の隣県で、バンコクからでも車を使って約3時間で行くことができます。
比較的陸から近いところにある島ですが、海の透明度はパタヤなどの大陸側とは雲泥の差です。サラサラの白い砂浜と青色の美しい海が期待できます。
バンコクやパタヤから近く、島に行くための船移動も短いうえに美しい海と綺麗な砂浜が楽しめる、そんな優しい島です。
特徴・過ごし方
ズバリ、在住者が赴任したら最初に行くべき、タイのリゾート島です。
日本からの旅行者にとっては、バンコクから車移動になるため、あまり惹かれないかもしれませんが、タイ在住者は一度行ってみるべきおすすめのリゾート地です。
おすすめポイントは、バンコクから3時間で綺麗な海とリゾート感を味わえる手ごろなところです。子連れ旅行にも最適だと思います。特におすすめは下の記事で紹介しているアオプラオビーチです。
クット島
クット島は、カンボジアとの国境付近にあるタイで4番目に大きな島です。
タイのリゾートアイランドとしては、プーケット島やサムイ島が有名ですが、クット島は知名度がさほど高くなく、観光地としての賑わいはプーケット島やサムイ島に劣ります。しかし、その代わり手つかずの自然が多く残っている美しい島です。
ほぼカンボジアに位置する島で、アクセスがしにくいですが、その分、本当に海が綺麗です。
特徴・過ごし方
とにかく移動時に時間がかかる、という最大のデメリットを許容できるのであれば、お勧めしたいリゾート地です。何はさておき、とにかく海が綺麗で、ホテル前のビーチから見る海は、このクット島がタイでNo.1でしたので、ビーチアクセスでのシュノーケル好きは必見です。
飲食店はあまり栄えていないので、基本的には滞在するホテルですべて完結させることになるため、ホテル選びは慎重にする必要があります。
乳幼児など小さなお子様連れの場合、移動時間がネックになると思います。
ホアヒンビーチ
ホアヒンはタイ南部のタイランド湾側にあるビーチリゾート地です。
昔、王室が余暇を過ごすための宮殿が建てられてから、次第に観光地として発展をしてきました。バンコクからは車で約3時間という、ちょうど良いロケーションにあることからもバンコク市民の保養地としての地位が確立されました。
実際、プーケットやサムイ島などの他のリゾート地に比べて、タイ人観光客の比率が高いと感じます。そのため、随所にタイらしさが残っているところもこの街の魅力の一つだと思います。
また、周辺にはいくつかの神秘的な洞窟があったり、バンコクから向かう途中にはメークローン鉄道市場(現役の電車線路脇に商店が出され、列車が通る時は一斉に退避する市場)があるので、周辺観光地とセットで旅行を計画しても良いと思います。
特徴・過ごし方
バンコクからのアクセスしやすいため、タイ人にも人気のリゾート地です。
ただ、あまり海で泳ぐ感じではなく、ビーチで馬に乗ったり、おしゃれな雑貨が並ぶナイトマーケットに行ったり、周辺の洞窟に行ったり、とやや大人向けのリゾート地になると思います。
他のリゾート地よりもタイのローカル感を強く味わえる街で、美味しいローカルシーフードレストランもあるので、週末旅行に良いと思います。
パタヤビーチ
パタヤビーチは、プーケット島と並んで有名かもしれません。
昔、近くにある米空軍基地の保養地として開拓された町で、どちらかというと夜の町、というイメージが強いかもしれませんが、実は子連れで楽しめるスポットも数多く存在しているところです。
外国人居住者も多い地域のため、他のリゾート地に比べて飲食店やスーパーマーケットのレベルは圧倒的に高くて暮らしやすいですが、一方でリゾート感はやや薄くになります。
特徴・過ごし方
パタヤビーチとして有名ですが、あまり泳ぐ海ではありません。ビーチソファで過ごしたり、マリンスポーツをしたり、海沿いのレストランで美味しいご飯を食べたり、という過ごし方です。
ただし、パタヤ周辺には大きなウォーターパークやとてつもなく大きな流れるプール(下に記事を載せています)を備えたホテル、タイのサグラダファミリアと呼ばれるトゥルースオブサンクチュアリという寺院があったりと、色々な楽しみ方ができるリゾート地です。
おわりに
今回は、タイのおすすめビーチリゾートを7つ紹介しましたがいかがだったでしょうか。
タイのビーチリゾートと言っても、それぞれ個性があります。周囲の自然環境だけではなく、訪れる観光客や現地で働く人のバックボーンも全く違う特色があるので、違いをしることも面白いです。
また、ここで紹介したリゾート地はどこも定番のスポットです。タイにはもっとたくさんのビーチリゾートがありますので、興味を持たれた方はぜひ他のリゾート地も調べてみてください。
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