【子連れでクラビ】タイ在住者おすすめの離島・ビーチ・ホテルプランを徹底解説

こんちには、イラリタです。

タイにはプーケット島、サムイ島、パリピに人気のパンガン島など、有名なビーチリゾートがたくさんあります。それぞれ個性があり、どこに行くか迷いますが、小さなお子様がいる方は特に、せっかくタイまで行ったはいいが、子連れでも楽しめるのか不安に思う方も多いと思います。

そこで、タイ在住で絶賛子育て中(2人の小学校低学年生)、かつビーチリゾート大好きな私が、親も楽しめる子連れ旅行ができた、という経験に基づいた旅行プランをご紹介したいと思います。

今回は、クラビの旅行プランをシェアしたいと思います。

他にもサムイ島やサメット島など、タイのビーチリゾートに行った内容をまとめているので、興味があればそちらの記事も是非ご覧ください。

目次

クラビはどんなところか

クラビはプーケット島とは海をはさんだ反対側のマレー半島に位置しています。

プーケット島はタイのビーチリゾート地として定着していますが、近年、対岸のクラビでも観光地化が進み、まだまだ手つかずの自然を売りにしてりビーチリゾート化が進んでいます。

クラビで栄えている地区は、クラビタウンとアオナンビーチ地区の2つです。アオナンビーチからは離島へのボートが多数出ています。

クラビ空港があるので、バンコクなどからクラビまでは空路で移動ができます。空港は、クラビタウン中心部まで約13㎞、アオナンビーチまで約25㎞のところに位置し、空港からの移動にもそれほど時間はかかりません。下の地図はアオナンビーチの位置です。

旅行で重視したポイント

すべての人にマッチする旅行プランはないと思っています。我が家が満喫できた旅行プランでも、楽しめる方とそうでない方がいるはずです。

そこで、少しでも私の旅のイメージを掴んでもらうため、主要情報をまとめてみました。共通の項目が多い方の方が、よりこの旅行プランを楽しめるかな、と思います。

どの季節に12月(乾季)
誰と家族(小学校低学年生×2人)
何をメインでシュノーケル、離島
どう過ごすか基本的にゆったり(弾丸ツアー系はしない)、ビーチアクセスのシュノーケル

旅行スケジュール

旅行スケジュールはおおまかに下の感じです。

1日目バンコクドンムアン空港から早朝のLCCでクラビへ
ホテルチェックイン、着替えを済ませてロングテールボートで離島へ
2日目プラナンビーチやプラナンビーチ、ホテルでゆっくり
3日目ロングテールボートで再び離島へ
4日目クラビ空港からLCCでバンコクドンムアン空港へ

クラビと言えば、複数の離島をスピードボートで回る、ホッピングツアーを楽しまれる方も多いと思います。ホッピングツアーは色々な島を一度に回れて効率的である反面、一つの島の滞在時間が短くなるため、忙しくなります。

子どもが乗り物に弱いこともあり、我が家はゆったり、かつどっぷりと一か所を楽しむ旅行の方が向いているようなので、ホッピングツアーではなく、1日に訪れる島を1つか2つに絞りました。

空港からの移動

空港からホテルまでの移動は、シャトルバスやミニバン、タクシーなどの手段が選べますが、早朝便で到着したその日も朝から活動する予定を入れており、時間を無駄にしないため、送迎サービスを予め手配しました。

往復割引もあるので、結果的には、シャトルバスやミニバン、タクシーを含めてほぼ最安値になっていたと思います。何よりも時間を有効に使えることと、口コミからある程度の安心感があります。

利用したのはAndaman Transferという、送迎サービス業者です。

Andaman Transfer

実際利用してみて、とてもよかったのでおすすめです。ドライバーは気さくで親切、時間通りに来ていました。また、常時何かしらのプロモーションを行っているので、クーポンコードを「PROMOTION CODE」の欄に記載することを忘れないようにしましょう。

プロモーションコードは、だいたいトップページに書いてあります。

おすすめの過ごし方

おすすめの離島

クラビには多くの離島があり、ダイビングやシュノーケルを楽しめるうえ、美しい景観がとても絵になりますので、綺麗な写真も撮れます。通称アイランドホッピングと呼ばれる、美しい島時をめぐるツアーも多く運行されていて、自分の好みに合った過ごし方ができます。

クラビからのアオナン地区から船でツアーが出ている島はたくさんありますが、ピピ諸島、チキン島、ポダ島、タップ島に出ている船が多いようです。

それぞれの島に行くためには、入島料が必要になりますので、100thb札を多めに用意しておいた方が安心です。ロングテールボートの場合、島の直前で船頭に入島料を手渡します。入島料は島ごとに必要で、子どもは半額になりました。

ピピ諸島

ピピ島と呼ばれたりしますが、6つの島から成り立つ諸島です。レオナルドディカプリオ主演の映画『ザ・ビーチ』の舞台となったマヤベイのあるピピレイ島もその一つです。とにかく陸や砂浜からの景色が美しく、海に潜ればスキューバダイビングで楽しめる島です。

フェリー、スピードボートなどの移動手段によりますが、アオナンビーチから1.5時間から2時間程度です。

他の島にも寄りながらピピ諸島を目指すツアーやピピ諸島で一番大きなドーン島をメインにしたツアーなど、色々なツアー会社で色々な過ごし方のプランがあるため、根気よく自分の求める過ごし方にマッチするツアーを探してみてください。

チキン島、ポダ島、タップ島

チキン島、ポダ島、タップ島の3島は、アオナンビーチから比較的近い場所にあります。スピードボートなら20~30分程度で着いてしまいます。

また、3島の中でもチキン島とタップ島はさらに近く、干潮時には各島を歩いて渡れるほどの近さです。

上の写真はタップ島から撮影した写真です。見にくいですが、ロングテールボートが並んでる場所に海の道(この時は水深約10cm)ができています。

どの島も美しいビーチと綺麗な海が楽しめます。ビーチアクセスのシュノーケリングでも十分に楽しめますが、水族館のようにうじゃうじゃいる魚に囲まれて、泳ぐ絵を想像されている方は、船上からアクセスするシュノーケリングできるツアーに申し込んだ方が良いと思います。

1日目はボダ島、2日目はチキン島とタップ島にそれぞれ行きました。下はタップ島の写真です。

満潮時には砂浜の真ん中付近で両側の海がつながります。

こちらはポダ島の写真です。ロングテールボートと青い海、白い砂浜が非常に絵になりますね。

チキン島とポダ島にはトイレもありますが、食材の入手はどこも難しいので、昼食が付いてくるツアーでない場合は昼食を忘れずに用意していきましょう。

ロングテールボートの乗り方

ロングテールボートはアオナンのメインロードをビーチに向かって進んだ突き当り付近にある、Ao Nang boat service clubというところで、当日申し込みました。

さっきGoogle mapで確認していたら、めちゃくちゃ口コミ悪くなってました(笑)

利用した時はまったく問題なかったですけど。。。

ロングテールボートは、貸し切りと乗り合いが選べます。乗り合いの場合、行きと帰りは同じメンバーが乗船しますので、同乗者間で帰りの時間を決めることになります。早く帰りたいグループやぎりぎりまで粘りたいグループもいますので、子連れをアピールして頑張って主張を通しましょう!

ここで、じゃあ貸し切りにしよう、と安易に決めてしまうのは注意が必要です。貸し切りでもさほど料金は変わりませんが、乗る人数が少ないせいで、かなり波にあおられます。

初日に離島に行った際、運悪く波がかなり高かったこともあり、船がかなり揺れて、転覆するんじゃないかと心配になるくらいでした。子どもはもう乗りたくない、と言い出す始末。。。確かにちょっと怖かった。

二回目の離島トライは、ビーチの波情報、風の強さ、干潮満潮の時刻が分かる超マニアックなアプリを駆使して、子どもを必死になだめ、乗り合いで挑みました。

多少は揺れますが、初日とは打って変わって穏やかな船旅でした。と言っても顔に水しぶきがかかる程度には揺れます。しかし何より同乗者がいるのが心強かったです。

同乗したアメリカ人親子、南欧カップル(国籍は個人的イメージ)との間で生まれる一体感、何か初日より心強い!実際、子どもに水しぶきがかからないようタオルを貸してくれようとしたりくれました。ただし、ロシア人(イメージです)カップルだけは別世界にいました。

旅は道連れとはこのことかー、と感じ、アオナンビーチに帰った時は握手でもしたいくらいのいい体験でした。

おすすめの半島側ビーチ

マレー半島側にもアオナンビーチ、ライレイビーチ、プラナンビーチなどがあります。

アオナンビーチ

クラビの中心ビーチで一番賑わっていますが、ボートの発着点となっているため、水質はあまりよくないため、泳ぎに適したビーチではありません。(少し泳ぎましたが。。。)

その代わりビーチロード沿いに飲食店が豊富にあるため、ビーチでのんびりしたり、ビーチ沿いのレストランを楽しむ、という楽しみ方をするところだと思います。

よく分かりませんが上の写真のようなカジキマグロ(?)のモニュメントもあるので、涼しくなってきた夕方に海沿いを散歩し、ビーチ沿いのレストランでサンセットを見ながら夕食、という過ごし方も素敵です。

プラナンビーチ

アオナンビーチとは陸続きなのですが、このビーチには海からアクセスする必要があります。そのため、アオナンビーチからロングテールボートでの移動が必要です。

プラナンビーチの海水の水質はクラビ随一と(誰かに)言われているようです。

離島を訪れている方は、確かに綺麗だけど随一、とまでは、と思われるかもしれませんが、マレー半島側の海としては、圧倒的な透明度を誇っていることは間違いないです。

ロングテールボートでの移動が必要ですが、透明度の高い海で泳ぎ、美しい景色を見ながらゆっくりするもよし、写真を撮るもよしで、確実に行って損はしません。

ライレイビーチ

こちらのビーチは行かなかったのですが、プラナンビーチよりもアオナンビーチに近く、陸側に巨大な岩場になっていて、ロッククライミングなども有名なようです。

秘境感を存分に味わえるビーチのようですので、興味がある方はぜひ訪れてみてください。

おすすめのホテル

今回選んだホテルはデュシットD2ホテルです。デュシットはタイを中心に世界中でホテル展開をしていて、綺麗で清潔に保たれた設備、行き届いたサービスとそこそこの価格帯、という印象のホテルです。

アオナンビーチまで徒歩で10分もかからず行ける距離にあります。ホテルからシャトルが定時運行されていますが、1日に数本しかないため、なかなか時間が合わなかったため、結局全て徒歩で移動しました。

アオナンビーチは離島に繰り出す出発点のため、できるだけそこまではスムーズに行きたいので、このホテルよりもアオナンビーチに近いホテルの方が良いかな、と思います。

ホテルには水深の浅いプールやキッズメニューもあり、子連れの方も過ごしやすいホテルだと思います。実際、私たちが泊まった時も、色々な国の子連れファミリーが宿泊していました。

施設概要

名称dusitD2 Ao Nang Krabi(デュシットD2アオナン)
住所244 Moo2, Aonang, Amphur Muangkrabi, Krabi 81180, Thailand
公式HPhttps://www.dusit.com/dusitd2-krabi/ja/
予約サイト(Agoda)はこちら
予約サイト(楽天トラベル)

おすすめのレストラン

最後にアオナンビーチにあるおすすめレストランを載せておきます。

まず1店目は肉/タイ料理です。肉料理が美味しく、日本語メニューもありました。結構人気店なので、予約をするか早めの時間に行くと良いです。

施設概要

名称Diver’s Inn Steak House
料理ジャンル肉料理、タイ料理
住所27 / 9 Moo 2 Ao Nang, Ao Nang, Krabi 81000
公式HPhttps://www.krabi-divers-inn.com/
その他肉料理が美味しい、日本語メニューあり

続いてイタリアン。店名がスパゲッティですが、ピザも美味しかったです。

名称Spaghetti House
料理ジャンルイタリアン
住所76/14 Moo 2 Opposite BlueSotel, Ao Nang, Mueang Krabi District, Krabi 81180
その他店主が絡んできます。生パスタがおすすめ。

最後はちょい高級シーフード料理。おすすめホテルからは少し距離がありますが行く価値があります。帰りはトゥクトゥクを利用しました。ビーチ沿いのためサンセットを眺めながらの食事がおすすめ。

名称The Longtail Boat Restaurant Ao Nang, Krabi
ジャンルシーフード、イタリアン
住所32/17 moo 2 seafood street tambol Aonang, Muang, Krabi 81000
その他選んだ魚を調理してくれます

今回ご紹介したホテル、レストラン、ボート手配所の地図をまとめておきました。

おわりに

いかがでしょうか。クラビは個人的にかなり印象に残っている旅先の一つです。

移動が伴う旅になるため、子連れの方は少し迷うかもしれませんが、子どもにとっても他のビーチを上書きしてしまうくらい、思い出深く刻まれたようです。

少しでも旅の参考になれば幸いです。




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