こんにちはイラリタです。
南国タイには素敵なビーチリゾートがたくさんあります。海が大好きな我が家は、タイ国内のあらゆるビーチリゾートに行ってきました。どの海もおすすめポイントがあって良いですが、その中でもサメット島はイチ押しのビーチリゾートの一つです。
みんなが100点を付けるようなビーチリゾートは、この世に無いと思っています。どの季節に、どこから、誰と、何をテーマに、どのように過ごすか、という条件によって、そのリゾート地が良いか悪いかは、変わってくるものと思います。
そこで今回は、私が個人的に考えている、サメット島に合う旅行条件もまとめてみましたので、もし条件があえば、かなりおすすめできると思います。次の休みにタイのビーチリゾートを考えている方にはぜひ参考にしてください。
目次
サメット島とは
タイのビーチリゾートと聞かれて、サメット島をベスト3にあげる人は少ないと思います。たいていは、プーケット、クラビ(ピピ島など)サムイ島あたりになるかと思います。
タイ在住者は知っていることも多いと思いますが、私も日本にいるときは名前すら聞いたことがありませんでした。
サメット島の場所はパタヤよりもさらに南東に進んだラヨーン県にあります。パタヤのあるチョンブリ県の隣県で、バンコクからでも約3時間で行くことができます。
比較的陸から近いところにある島ですが、パタヤなどの大陸側の海とは雲泥の差です。サラサラの白い砂浜と青色の美しい海が期待できます。そのため、バンコクやパタヤから近く、島に行くための船移動も短いうえに美しい海と綺麗な砂浜が楽しめる、そんな素敵な島なんです。
島にはいくつかビーチが点在していますが、以下のビーチがよく出てくると思います。島の東側に位置しているビーチが多く、下リストの中ではアオプラオビーチだけが西側に位置しています。
- サイケオビーチ(Sai Kaew Beach)
- アオプラオビーチ(Ao Phrao Beach)
- アオ ウォン ドゥアン ビーチ(Ao Wong Duean Beach)
- アオキオビーチ(Ao Kio Beach)
なお、タイの季節は、雨季、乾季、暑季に分かれますが、サメット島の季節はバンコクやパタヤとほぼ同じで、雨季は6月から10月頃までですので、それ以外の時期がベストシーズンと言えます。
どんな人におすすめか
超個人的なサメット島に合う旅行条件(どの季節に、どこから、誰と、何をテーマに、どのように過ごすか)をまとめておきたいです。
どの季節に | 11月~5月(タイの乾季、または暑季) |
どこから(旅の起点) | バンコクやパタヤ、シラチャ |
誰と | カップル、ファミリー |
何をメインで | 南国リゾート気分を手軽に味わう |
どう過ごすか | 基本的にゆったり、時々、海泳ぎ、シュノーケル、砂浜で読書 |
サメット島を一言で表現するのであれば、バンコクから週末に行けて、コンパクトにまとまったリゾート感を楽しめるビーチリゾート、です。
おすすめのビーチとホテル
サメット島にはいくつかビーチが点在していますが、おすすめの滞在場所はずばり、アオプラオビーチです。サメット島でのんびりと南国リゾート気分を味わうのであれば、このビーチは一番。
アオプラオビーチは島の西側に位置するビーチですが、このビーチにはホテルが3つしかありません。そのため、静かにのんびりと過ごすことができます。
ホテルは北から順番に、アオプラオリゾートホテル、リマココホテル、ルビーマンホテルの3つです。
おすすめのホテルは、ルビーマンホテルとアオプラオリゾートホテルです。これらはサメットリゾートという系列のホテルです。私はどちらのホテルにも宿泊していますが、どちらもとても良いホテルなので写真の雰囲気や空いている部屋の状況から選んでもらえばよいと思います。
アオプラオビーチのビーチ沿いには、綺麗に舗装された道路があります。白い砂浜を横目におしゃれな道を散歩するだけでも、南国気分を味わうことができますが、この道路を使えば3軒のホテルを自由に行き来でき、それぞれのホテルに併設されたレストランに行くことができます。
夜はこんな感じでライトアップされていて、歩くだけでもリゾート感がでます。サメット島自体が治安は良い方だと思いますが、ここは基本的にはビーチ隣接の3軒のホテル宿泊者なので、治安?はいいのかなと思います。
夜に小さな子どもを連れて歩いていても、不安はありません。
ルビーマンホテル、アオプラオリゾートホテルの魅力
おすすめする2つのホテルの共通の魅力をまとめてみました。
- レストランがどこも美味しく、タイ料理、イタリアン、多国籍料理と選べるので飽きない
- ビーチソファやホテルのレストランでは部屋番号でチェックできるので財布がいらない
- 部屋にはビーチバッグやサンダル、蚊よけのベープが置いてあって便利
- 朝食も美味しい
- スタッフがみなフレンドリー
- 専用の港からスピードボートで移動でき、ホテル目の前の桟橋に降りられる
- ビーチや歩道は綺麗に保たれて、海の綺麗さもあってそこらじゅうが写真スポット
リマココホテルのレストランだけは、部屋番号でのチェックができないので注意してください。
今回おすすめする2つのホテルの地図です。部屋のタイプによって色分けされているので、何となくイメージがつかめると思います。
サメット島に向かう船はバンペー港(Ban Phe)というところから1時間に1便出ていて、約30分で島に着きます。しかし、ルビーマンホテルやアオプラオリゾートホテルは、宿泊プランに専用のスピードボート送迎が付いています。
ホテル宿泊者専用のスピードボートに乗るためには、専用の港「Ao prao pier」に行く必要があるため注意が必要です。
スピードボートは3つの時間帯が用意されていますが、予約は必要ありません。本当に予約が不要か、少し不安になって問い合わせしたこともありますが、30分前までに港のカウンターに来れば問題ない、という回答でした。(2019年、2020年確認)
綺麗な待合室があり、ボートの時間の30分前までに写真に写っているカウンターで受付を済ましておく必要があります。
スピードボートは海の状態にもよりますが、結構揺れます。ですが約15分で着いてしまうのであっという間です。スピードボートはホテル目の前の桟橋まで行くことができるので、とても楽です。
コロナ禍の参考情報
コロナの影響により、ホテル目の前の桟橋まで行けない場合があります。島を訪れる観光客を検査するため、バンペー港からの船が到着するサイケオビーチ近くの港に集約される可能性があります。
この場合、ホテルのスタッフの案内でソンテウを利用してホテルまで向かいます。これがかなりの悪路(アップダウンと段差)です。荷物だけは直接ホテルまで届けられます。
おすすめ1 ルビーマンホテル
アオプラオリゾートと比較すると、若干宿泊費が高めに設定されていて、部屋のつくりもハイグレードな感じがします。
プールもありますがあまり子どもとバシャバシャする感じではないですね。大人がプールサイドでゆっくり読書などをして、時折泳ぐ、という感じです。結局、我が家は一度も入らず、プールサイドのシャワーを使ったくらいです。
宿泊した部屋の外には広いバルコニーがあり、浴槽が置いてあります。これは入るしかないでしょう。ということで、あたりが暗くなってから外の浴槽にお湯を溜めて入ってみました。思わず叫びたくなるくらいの解放感を味わえます。
ホテル目の前のビーチにはソファとパラソルが用意されています。タオルはビーチ横でもらうことができます。赤色を基調としたソファが目印ですね。
施設概要
名称 | Le Vimarn Cottages & Spa(ルビーマン コテージ&スパ) |
住所 | 40/11 Moo 4, Tumbol Phe, Amphur Mueng, Rayong 21160 Thailand |
公式HP | https://samedresorts.com/levimarn/ |
予約サイト(Agoda)はこちら |
おすすめ2 アオプラオリゾート
アオプラオビーチで一番人気があるホテルです。
色々なタイプの部屋があり、過ごし方や好みに合った選択ができる点とルビーマンホテルよりも若干宿泊費が安い点が人気の理由かな、と思います。
バルコニー付きのビーチフロントの部屋に泊まったことがあるのですが、バルコニーはほぼ物干し場状態でした。バルコニーから直接ビーチに降りられるようになっているともっと良いのにな、と思います。
プールは2種類あって、レストランのすぐ近くにある方が子ども用の浅いプールになっています。水深がうちの子どもの身長にジャストフィットしたため、子どもはお気に入りでした。大人は食事をしながらでも子どもを見ていられるのでいいですね。
アオプラオリゾートホテルにもビーチチェアとパラソルが用意してあり、ビーチ横でタオルを受け取ることができます。こちらは緑を基調としています。
施設概要
名称 | Ao Prao Resort(アオプラオリゾート) |
住所 | 60 Moo 4, Tumbol Phe, Amphur Mueng, Rayong 21160 Thailand |
公式HP | https://www.samedresorts.com/aoprao/ |
予約サイト(Agoda)はこちら |
砂浜とシュノーケリング
砂浜は言うことなしで綺麗です。また、波の状態にもよりますが、海もかなり透き通っています。
時間や海の状態によりますが、魚もたくさん泳いでいるので、シュノーケリングをするととても楽しいです。
ビーチの両側が若干岩場になっていて、そこに魚がたくさんいます。アオプラオビーチは基本的に遠浅の海になっていますが、アオプラオリゾート側は、少し行くと深くなります。その分、魚がたくさんいたように思います。
子どもが必死で貝集めをしていると、ヤドカリを見つけました。
子どもはこのヤドカリ君がかなりツボったようで、バケツに入れて持ち歩いていました。パニックのヤドカリををよそに、殻を変えるところを見たい、という話になり程よい貝を拾い上げたら、なんとそこにも別のヤドカリが。
最終日に逃がしてあげましたが、それはそれは残念そうでした。学校の課題で、休み中の思い出を描く、というものがありましたが、迷わずヤドカリ君の話を書いていました。いい思い出になったようです。
リマココホテル前にあるビーチの中央あたりに位置する海には、海底に岩/石がたくさんあるので海用のシューズが必要です。
アオプラオビーチのレストラン
アオプラオビーチは孤立しているので、ソンテウに乗って町に出ない限り、食事はホテルに隣接のレストランになります。それでもレストランは4か所ありますので、飽きるようなことはありません。どこもそれなりに値段はしますが、味は美味しいです。リマココホテルのレストランが一番リーズナブルです。
- イタリア料理(O Restaurant/ルビーマンホテル)
- タイ料理(The BUZZ/ルビーマンホテル)
- 多国籍料理(リマココホテル)
- 多国籍料理(アオプラオリゾートホテル)
こちらはリマココホテルのレストランに夕食を食べに行った時の写真です。週末にはファイヤーショーを行っていますので、席が埋まってしまいますので、早めに行くか予約を入れると良いと思います。
アオプラオリゾートホテルのレストランでも週末にファイヤーショーを行っています。個々のレストランはバーベキュースタイルで食べ物を提供しています。野菜と肉が串にささったセットが用意されていて、好きな肉の種類を選んでオーダーします。サラダとフルーツのビュッフェが付いてきます。
このレストランもファイヤーショーの日は混みますので、予約をした方が良いと思います。
写真はありませんが、ルビーマンホテルにあるイタリアン、タイ料理も外れなしで美味しいです。
なお、タイ料理レストランの室内席は、かなり冷房が効いています。海から上がった濡れた状態で行くと凍えてしまうので、注意しましょう。
おわりに
いかがだったでしょうか。アオプラオビーチはリゾート要素がコンパクトに集まっていて、かつ便利さを兼ね備えているので、バンコクから気軽に来れる、最高のリゾートだと思います。
ビーチソファで読書、海でシュノーケリング、波打ち際で波乗り、砂浜で砂遊びをしていたら、あっという間に時間が過ぎていくので、気持ちいつもより長めの滞在とすることをおすすめします。
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