【バンコクから日帰り観光スポット】ピンクガネーシャの場所、お参り方法、周辺観光まとめ

バンコクから日帰りで行ける観光スポットとして人気がある、ワット・サマン・ラタナラーム(通称 ピンクガネーシャ)に行ってきたので、その様子を紹介したいと思います。

このワット・サマン・ラタナラームは、圧倒的な色使いで目を引くピンク色のガネーシャにお参りできるパワースポットであることに加えて、バンコクに程近いため、ぜひ訪れていただきたい観光スポットです。

目次

ピンクガネーシャとは

ガネーシャのことはご存じの方も多いと思いますが、ヒンズー教の富を象徴する神様で、インドを初め、仏教国などでもよく知られている神様です。仏教国である、ここタイにおいてもガネーシャはとても人気があります。

タイと言えば象を想像される方も多いと思いますが、タイにおいて象は重要な位置づけで、タイを代表するビールの名前にもなっているくらいですので、ガネーシャはタイと相性が良かったのだと思います。

さて、今回ご紹介するワット・サマン・ラタナラームにあるガネーシャの像は、何回も出てきている通り、全身がピンク色です。約20mもあるピンクのガネーシャはなかなかの見ごたえです。それに富の神様と聞けば、これはもう行くしかありません。

ところで、ガネーシャと聞いて私は、水野敬也さんの著書『夢をかなえるゾウ』のガネーシャが真っ先に思い浮かびました。

夢をかなえたいと思いながらも日々を漫然と過ごしている主人公の前に、ある日突然、関西弁のガネーシャが現れ、なんやかんやと教えを諭してくれ、主人公が夢に向かって少しずつ前進していく、というストーリー仕立ての自己啓発本です。

登場するガネーシャが関西弁のため、ピンクガネーシャを訪れた時も、私の目に映るガネーシャ様は完全に脳内で関西弁になっていました。おすすめの本ですので、ぜひ旅行される前に読んでほしいです。

場所は下のGoogleマップを参考にしてください。バンコクからは約80km離れています。バンコクの東側に位置しているため、チョンブリやラヨーン方面にお住まいの方は、バンコクに行かれる際などに少し立ち寄ってみても良い場所にあります。

施設概要

名称Wat Saman Rattanaram(ワット・サマン・ラッタナラーム)
住所Thanon O Bo To Chachoengsao 2012, Kon Kaeo, Mueang Chachoengsao District, Chachoengsao 24000
拝観料無料

お参りの仕方

こちらがそのガネーシャ様です。ピンクですねー。この日はあいにくの天気で曇りがちだったのですが、少ない日照をもろともしない輝きを放っていらっしゃいます。

よく見ると片方の牙が折れていて、折れた牙を手に持っています。これには諸説あるのですが、私が一番好きな説は、ガネーシャ様が移動中に乗り物から落ちてしまい、その際に折れてしまった、という説です。お茶目かよ。

ピンクガネーシャに願い事をかなえてもらうため、お参りの仕方がありますのでぜひやってみましょう。一説によると、3倍の速度で夢がかなう(?)らしいです。

お参りの仕方は、まず、ガネーシャの周りにいるネズミたちにお願い事を伝えます。そうするとこのネズミがガネーシャに願い事の内容を伝えてくれるそうです。

ガネーシャはネズミに乗っている姿で描かれることもある神様で、欲望の塊(ネズミ)を御する、ネズミ算式に富が増える、という意味があるようですが、ここではネズミたちが使いとして願いを届けてくれます。

ガネーシャの周りには、7色(正面の金色、裏の白色を入れると9色)のネズミがいます。タイではおなじみの自分の誕生曜日の色と同じ色のネズミにお願いを託しましょう。

ちなみに、誕生曜日の色は下の通りです。水曜日だけは生まれた時間が午前、もしくは午後化によって色が変わります。ややこしすぎる。。。

  • 月曜日:黄色
  • 火曜日:ピンク色
  • 水曜日:緑色(午前)/黒色(午後)
  • 木曜日:オレンジ色
  • 金曜日:青色
  • 土曜日:紫色
  • 日曜日:赤色

と、事前に調査していたのですが、実際、タイの人がどのようにお願いをしているか見ていたら、正面にいる金色のネズミにお願いをしている人が多かったです。まあ、よく分かりません。

ガネーシャを後ろから撮影した写真です。後ろ姿も愛嬌が抜群です。ちなみに、台座の下はお土産ショップになっています。商魂たくましい。

敷地内には、他にも龍のオブジェやタイの高僧の超リアルな像、屋台があります。また、トイレも設置されています。

周辺の観光スポット

ピンクガネーシャは確かに一見の価値がありますが、日帰りとはいえこれだけでは物足りないという方は、近くにある、チャチュンサオの百年市場(タラート・バーンマイ・ロイピー)を訪れてみてはいかがでしょうか。

こちらは、読んで字のごとく百年以上の歴史をもつ市場で、実際、かなり歴史を感じさせる雰囲気があります。古いと表現するかノスタルジックと表現するか人によりますが、独特の雰囲気を味わうことができます。

100件近くの店が並んでいますので、特に目当てのものがなくても、気になるものがいくつか見つかるのではないでしょうか。

この市場は屋根付きですので、雨が降ってきても問題ないと思いますが、雨漏り程度はするかもしれませんね。

ちょうど昼食時に百年市場を訪れたので、休憩がてら座って食事ができる店がないかと探していたところ、「RED CAT」というカフェが入っていて、ネットの評判や外観も良かったため、このお店に入りました。

店内は洒落ていて、猫をモチーフに内装やコーヒーボトルが作られていて、実際に店内に猫がいました。カフェですが、軽食も提供していてパスタやサーモンの照り焼きなど、タイ/タイイタリアンを食べることができます。

施設概要

名称バーンマイ百年市場
住所Suphakit Rd, Na Mueang, Mueang Chachoengsao District, Chachoengsao 24000

施設概要

名称Red Cat Cafe
住所Ban Mai, Mueang Chachoengsao District, Chachoengsao 24000
HPhttps://www.wongnai.com/restaurants/184813gN-red-cat-cafe

おわりに

バンコクから近いこともあり、かなり現地人の間では有名なスポットです。

日本から来る旅行者がわざわざここを目指すかというと、そこまでではないですが、在住者の方の週末お出かけスポットや寄り道ポイントとしては超おすすめですので、ぜひ、ピンクのガネーシャに会いに行ってみてください。




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