クット島(クート島)へのアクセス/移動方法とおすすめホテルまとめ

こんにちは、イラリタです。

タイにあるクット島(クート島、クッド島とも)という島をご存じでしょうか。クット島は、カンボジアとの国境付近にあるタイで4番目に大きな島です。

タイのリゾートアイランドとしては、プーケット島やサムイ島が有名ですが、クット島は知名度がまだ高くなく、観光地としての賑わいはプーケット島やサムイ島に劣ります。しかし、その代わり手つかずの自然が多く残っている美しい島です。

この記事では、クット島へのアクセス方法とおすすめホテルを概要的にまとめています。

実際の旅行記は下のリンク記事にまとめていますので、ぜひこちらもご覧ください。

目次

クット島の基本情報

クット島はタイ湾に浮かぶタイで4番目に大きな島です。ちなみに、タイで1番大きな島がプーケット島、2番目がチャーン島、3番目はサムイ島です。

クット島は下の広域地図の通り、カンボジアに近いタイ湾上にあり、直線距離で比較するとタイよりもカンボジアの方が近く見えます。

クット島の魅力は何といっても手つかずの自然です。島にある建造物はホテルとレストラン、ショップ、島のインフラ設備くらいです。

しかもそのどれもが、小さくて自然に近い作りになっています。ホテルは大規模な高層の建物はなく、自然の中にヴィラが点在した作りが多く、レストランも完全屋内になっている店は少ないです。

まだ大規模な観光地開発がされていないため、海はとても綺麗で、クラビの離島にも引けを取らない美しさです。しかも比較的空いているため、どこかゆったりとしています。下の写真はクット島で撮影した写真です。その海の美しさが分かるかと思います。

クット島のマイナスポイントをあえて挙げるとすれば、アクセスのし辛さと自然に近すぎる、という点だと思います。

アクセスについては、この後に紹介しますが、バンコクからは複数の乗り物を乗り継いでいく必要があり、総移動時間はかなり長くなります。

また、自然が多く美しい海や景観を楽しめる反面、虫や動物が多いです。特に蚊には悩まされました。ハエ、ヤモリ、カエルくらいはいつものことですが、蚊がとても多いです。しっかり対策が必要です。

クット島へのアクセス方法

クット島へのアクセス方法は、まず、飛行機やバス、車でクット島のあるトラート県の港を目指し、港からフェリーかスピードボートで島に上陸します。

ただし、ソネバキリという超高級ホテルの宿泊者のみは、バンコクの空港から離陸する飛行艇でホテルに行くセレブ体験ができます。

ここではトラートからフェリーやスピードボートで島を目指す場合の移動方法を紹介します。

(まず初めに)フェリー/スピードボートを決める

クット島までの移動の鍵を握るのは、トラートの港からクット島までの船です。他の旅程に影響するため、始めにここを決める必要があります。船は複数社が運行していますが、大きく分けてフェリーとスピードボートに別れます。それぞれのメリット、デメリットは下の通りです。

フェリー(Catamaran)スピードボート
*ハイシーズンのみ運行
所要時間約1時間約1時間
到着場所トラート桟橋⇔クット島フェリー乗り場トラート桟橋⇔ホテルの桟橋
価格500 THB 600 THB
船内環境冷房完備
揺れはほとんどない
海の状態によるが揺れ、風強い

フェリーの場合、島到着後にホテルまでは爆走ソンテウで20~35分ほど走る必要がありますので、乗り物に強い人は直接ホテルの桟橋まで行けるスピードボートもありです。

こちらのHPに各船会社のスケジュール等がまとめられているので参考になります。

船の予約はネットでもできますが、滞在予定のホテルに連絡すると、たいてい船の予約を入れてくれます。ホテル経由だとなぜか、ネット予約で満席と出ていた便の席が確保できたり、クット島に着いてからソンテウに乗り換えるときに情報が入っていて比較的スムーズです。

移動1)自宅〜トラート県

トラートの港には桟橋しかありません。そのため、まずは港近くにある船会社の待合所(チケットカウンター)に集合します。

バンコク、シラチャ、ラヨーンからトラートに行く方法は、飛行機、車やバスのどれかです。陸路でトラートの港まで向かう場合、大きな渋滞がなければバンコクからは約5時間、シラチャ/ラヨーンからは約4時間かかります。

各船会社はバンコクやパタヤ、各空港から出発するバスを運行していますのでそれを利用するのも手です。

ちなみに、バンコクからは340km、シラチャからは260kmも離れていますので、休憩時間も考慮して計画する必要があります。

移動2)トラート県〜クット島

トラートに前泊する方やトラート空港まで飛行機で来た方、トラートのバスターミナルまで高速バスを利用した方は、そこから船会社が運営しているシャトルで待合所まで行くこともできます。

待合所ではチケットカウンターがあるので、ネットでチケット購入した場合は、バウチャー番号、ホテル経由で購入した方はホテルの名前と氏名を伝えるとチケットを受け取れます。

だいたい出発時刻の30分前にシャトルバス(トラム?)に乗って、桟橋に向かい船に乗船します。時間が近づくと案内放送がありますが、全編タイ語でお送りされるため、注意が必要です。

今回、Boonsiriというフェリー会社を利用しましたが、この待合所にはカフェが併設されていてそこでご飯や飲み物を食べることができます。予想よりも早く到着したため、時間をつぶすことができました。

移動3)クット島内移動

スピードボートを利用した方は、ホテル近くの桟橋に降りることができますが、フェリーを利用した方は、港からホテルまでソンテウを利用して移動します。

フェリーを降りて道沿いを歩くとソンテウが大挙して待ち構えています。どのソンテウに乗るかは、船会社の係の人が振り分けていますので、頑張って係の人を探し、自分のホテルを伝えます。

ハイシーズンプールヴィラだけは、専用のソンテウが用意されていました。

ソンテウは島を爆走します。乗り合いになるため、自分のホテルが一番初めになるかは分からないため、位置情報やホテルの看板はチェックしながら乗ると安心です。

島内の移動手段は、バイクレンタル以外はまずないと考えたほうが良いです。

うちは今回、子どもが乗り物に弱いことを考えて、一番揺れが少なく快適という噂のBoonsiriという会社が運行しているフェリー(Catamaran)をチョイスしました。実際に乗船した船の写真です。

1階席は空調完備で快適な空間です。海が穏やかだったこともありますが、まったくと言っていいほど揺れませんでした。

クット島のおすすめホテル

クット島のおすすめホテルを3軒紹介したいと思います。完全に私の妄想ですが、それぞれのホテルでの過ごし方のイメージも書いていますので、参考にしてみて下さい。

ソネバキリ/Soneva Kiri

ホテル名称ソネバキリ/Soneva Kiri
公式HPhttps://soneva.com/soneva-kiri
住所110 Moo 4, Ko Kut District, Trat 23000
特徴5つ星ホテル
超々高級ホテルで、このホテルのすべては、そのお値段が物語っている。
バンコクからチャーター飛行艇でホテルまで行ける。
極上体験されたい方向け、実際に行った人の話を聞くと間違いなく行きたくなる。
過ごし方ホテルでの過ごし方=楽園での過ごし方

ハイシーズン・プールヴィラ&スパ/High Season Pool Villa & Spa

ホテル名称ハイシーズン・プールヴィラ&スパ/High Season Pool Villa & Spa
公式HPhttps://www.highseasonresort.com/
住所117 หมู่ 2 หาดคลองเจ้า Ko Kut District, Trat 23000
特徴5つ星ホテル
売店ひとつにもセンスが光るおしゃれな高級ホテル。
ソネバキリを見た後であれば、格安に感じられるが価格設定は高め。
プライベートプール付きのヴィラタイプの部屋。
過ごし方プール付ヴィラ、目の前の海、3つのレストラン、ハイセンスグッズ/アメニティを満喫
朝からシャンパンがデフォルトの生活

ビーチ・ナチュラル・コー・クッド/The beach natural koh kood

施設概要

施設名称ビーチ・ナチュラル・コー・クッド/The beach natural koh kood
公式HPhttps://www.thebeachkohkood.com/
住所47 Ko Kut, Ko Kut District, Trat 23000
特徴クット島随一の美しさと言われる、バンバオビーチにあるホテル。
上の2軒に比較するとサービスや施設の質が少し落ちるが、十分なレベル。
過ごし方目の前に広がる最高に美しい海をひたすら満喫
シュノーケリング三昧

今回は、3番目に記載したビーチ・ナチュラル・コー・クッドホテルに泊まりました。ホテルの詳しい様子は、下のリンク先の記事をご覧ください。

おわりに

今回はクット島へのアクセス方法を網羅的にまとめてみました。皆さんのお役に立てると嬉しいです。

クット島はめちゃくちゃおすすめですが、やはり遠いことが難点です。せっかく苦労して行くので、できるだけ長く滞在してほしいです。

少し上にリンクを張った記事で、実際の体験記もまとめていますので、ぜひそちらもご覧ください。




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