タイのイオンカードで貯まるポイントの効率的な交換方法【還元率を徹底解説】

こんにちは、イラリタです。

タイに駐在されている方は、タイのクレジットカードを利用されている方も多いと思います。タイは日本以上にカード決済が進んでおり、ほとんどの店舗でカード決済が可能です。

屋台でもカード決済が可能であったり、日本では大部分が振り込みに限られるような家賃などもカード決済ができます。

そのため、支払額が高額になりがちですので、カードの使用には気をつける点もありますが、加算されるポイントも大きいです。そのため、まだタイのクレジットカードをお持ちでない方は、作成を検討されてみてはいかがでしょうか。

今回は、タイで日本人が作りやすいカードのひとつ、イオンカードでカードを利用して貯められるポイントの効率的な利用方法についてまとめたいと思います。

目次

タイイオンカードの特徴

タイイオンカードはその名の通り、イオンが発行しているクレジットカードです。

タイにはイオンが経営しているスーパーマーケットである、マックスバリューが多数展開しています。イオンは日本でもクレジットカード事業を展開していますが、タイにおいても展開しています。

タイでクレジットカードを作成するときに候補に挙がるカードは、Citiカード、銀行系カード、そしてイオンカードといったあたりになるかと思います。

どのカードも一長一短あるため、ここでは詳細な比較はしませんが、土日のマックスバリューでの買い物で5%割引があることだけでも、持つ意味があるカードのため、年会費無料のゴールドカードをひとまず作ってみるというのも手です。

こちらのサイト(日本語)からカードを作ることができます。

イオンカードはカード利用額に応じて、ハッピーポイントという独自のポイントが貯まるシステムになっていますが、気がつくとポイントがたくさん貯まっていて、どの商品と交換したら一番いいのか、と悩まれることもあるかと思います。

そこで、ポイントをどのように使用したら効率的か、いくつかの方法を比較したのでまとめました。

ハッピーポイントの効率的な使い方

いくつかの方法でポイントを使用したときの還元率を比較しました。比較したのは、次の5つです。

  • クレジット支払いからキャッシュバック
  • The Oneカードポイントに変換
  • マイルに変換
  • カタログ商品と交換
  • 金を購入
  • 寄付(おまけ)

還元率の比較結果は次の表のとおりです。(2021年6月時点)

利用方法還元率最小変更可能ポイント
クレジット支払いキャッシュバック0.5%2,000ポイント
The Oneポイントに変換0.5%2,000ポイント
マイルに変換0.7%(JALの場合)1,000ポイント
カタログ商品と交換0.5%約1,600ポイント
金を購入0.08%22,900ポイント
寄付0.3%3,200ポイント

クレジット支払いキャッシュバック

ポイントを使用して、クレジット料金のキャッシュバックができます。キャッシュバックという名前になっていますが、実際は翌月の支払い分から相殺されます。

2,000ポイント単位でハッピーポイントを使えます。

アプリ操作だけで手続きが完了するため、最も手間のかからない方法だと思います。還元率は0.5%ですので、この方法の還元率をベースに他の方法を比較したいと思います。

The Oneポイントに変換

The Oneポイントは、Centralグループが展開しているポイントサービスで、TopsやRobinson、Centara系ホテルでポイントを貯めたり使ったりすることができ、イオンのハッピーポイントは、このThe Oneポイントに変換できます。

現在の還元率は0.5%ですので、クレジット支払いのキャッシュバックと同じです。

手間を考えるとキャッシュバックよりも少し魅力が劣りますが、The OneポイントはCentara系のスーパーや店舗での使用の他に、提携ショップでのクーポンやカタログ商品との交換にも使えるため、既にThe Oneポイントを保有されていて、その足しにしたい場合は変換することも選択肢としてアリです。

マイルに変換

マイルに変換をする場合は、ROP(タイ航空のマイレージ)かJALマイレージのどちらかになります。タイ航空はANAと同じスターアライアンス加盟ですが、少し使いにくいかもしれません。

JALマイレージだと0.7%の還元率になりますので、JALマイルを貯めている方は多少の足しにはなると思います。

ただし、JALマイルをさらに日本国内の買い物で使用可能なポイントに変換すると、還元率は半減してしまいます。

カタログ商品と交換

各種製品と交換することができます。空気清浄機やノンオイルフライヤーなどの家電から、子供のおもちゃ、爪楊枝入れまで、色々あります。値段も1,500ポイント程度の小物から、80,000ポイントの家電近いものまで様々です。

ものによって少し変わりそうですが、だいたい定価に対して還元率は0.5%くらいです。

ネットサイトや、実店舗では定価よりも安く購入できるため、実質還元率は低くなると思いますので、あまりお勧めではありません。

金を購入

カタログ商品交換の一部ですが、タイでは人気の金とポイント交換ができます。

金の取引価格は変動しますので、比較が難しいですが、ここでは、記事を投稿した時のグラム単価(バーツ)を参考にしています。見つけた時は、もしや、ねらい目か!?と思いましたが、思ったほどは良くなかったです。

寄付

UNICEFやその他いくつかの団体を通じて寄付ができます。UNICEF以外はタイの募金団体で、どのような活動をしているのかよく分かりませんでした。

還元率は一律で、しかもあまりよくありませんでした。

結論

還元率から考えると結局、クレジット支払いのキャッシュバックが一番妥当な線だと思います。

ただし、マイルを貯めている方はマイル交換、The Oneポイントを使う機会が多く、クーポン変更の手間が苦にならない方は、The Oneポイントも選択肢になりますが、還元率に大差ないため、手間のかからないクレジット支払いのキャッシュバックが一番良さそうです。




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