こんにちは、イラリタです。
Amazonと言えば、言わずと知れたネットショッピングのNo.1グローバルカンパニーですが、私が今住んでいるタイでは、Amazonの現地サイトがありません。
Amazonはアジアで日本の他に中国、インド、シンガポールなどで現地サイトを持っていますが、残念ながらタイにはありません。日本に住んでいた時はAmazonをかなりヘビーユーズしていましたし、超グローバルカンパニーのイメージがありましたので、タイで使用できないと知った時は驚きました。
タイではLAZADAというシンガポール系のネットショッピングサイトが最大手になっていますが、扱っている商品や店舗の信頼性の観点から、どうしてもAmazonを使用したい時があります。
日本にいる時と同じような感覚で、タイでもAmazonのネットショッピングを利用することができます。ただし、いくつか気を付けたいポイントがありますので、ポイントを3つに絞ってまとめました。
目次
Amazonの海外配送サービス
Amazonは海外配送サービスを行っており、日本のサイトで購入した商品をタイで受け取ることができます。
商品検索から受け取りまで、基本的にそれほど難しいポイントはないですが、実際に購入した経験を基に、ここだけは気を付けてほしい、というポイントを3つにまとめました。
ポイント1 海外発送できない商品がある
購入手続きは基本的に日本国内に発送する場合と同じため、それほど迷うところはありませんが、商品検索段階で気を付けたいポイントは、商品によっては海外発送に対応していない商品があることです。
海外配送が可能な商品を見分けるためには、商品検索画面の左側に「海外配送」という項目があるので、ここで「配送対象」を選択しておきます。こうすることで、検索結果が海外配送可能な商品に絞られるため、頑張って選んだあとの後戻りがありません。
ポイント2 通関費用(関税)は前払い
タイに荷物を送付する際、基本的に関税がかかります。限度内の携行品や引っ越し用荷物などは特例的に除外されていたり、担当官により判断が異なる場合がありますが、基本的にかかって来ると考えた方がよいです。
Amazonの海外配送サービスは、通関費用を前払いする仕組みになっています。これは、配送業者が私たち受取人に代わって、通関時に当局に対して輸入税等を支払う仕組みです。
日本郵便のEMSやSAL便を利用して、荷物を送った場合、発生した関税は後から支払うことになりますが、この時、タイ側で荷物を受け取るために郵便局まで行く必要があります。
しかも、通常の郵便局ではなく、特別な窓口に行く必要があり少し手間です。
なお、前払いの通関費用はAmazonにより決定されますが、関税は費目によって細かく規定されているため、どの費目に分類されるかによって、関税率が変わってきます。そのため、Amazonの見込みよりも高くなる場合も低くなる場合もあります。
通関費用が見込みよりも高くなった場合、追加料金は不要です。
逆に見込みよりも安くなった場合、差額のキャッシュバックがあります。実際、私もキャッシュバックされた経験があります。(だいたい、翌月かさらに翌月分の決済で処理されます)
Amazonのホームページでも次の様に注意書きがあります。
実際の輸入税等の額が、Amazonが見積もった輸入税等前払金の額を上回る場合でも、追加料金をお客様に請求することはありません。 ~(中略)~ 実際の輸入税等が、お客様に代わり当社が徴収した輸入税等前払金を下回る場合は、その差額がご注文時にご利用になったお支払い方法で自動的に返金されます。
Amazonヘルプページの輸入税等前払金についてより引用
方針変更があるかもしれませんので、Amazonヘルプページで最新の情報をご確認お願いします。
Amazonホームページの左上にあるお届け先から、「タイ王国」を選択しておくと、商品の詳細画面で配送料、通関費前払い費用も表示されるようになります。
ポイント3 配送期間は思いのほか短い
これは良いポイントになりますが、個人的には配送期間が思っていたよりも短かったです。
以前、書籍を数冊購入した際は購入から約4日でタイの自宅まで商品が届きました。ただし最近は、コロナの影響で世界的に輸送期間が長くなっている状態でしたので、一週間くらいかかることもありそうです。
ちなみに、宅配業者はDHLだったりECMSだったり、毎回異なりますが、いずれの業者も追跡サービスを利用できるため、荷物が今どこにあるか、確認することができます。
追跡は各宅配業者のサイトでも確認できますが、同じ内容がAmazonのサイトでも確認できます。こちらの方が使い勝手が良いと思います。
確認方法はAmazonの注文履歴のページで、「配送状況の確認」を選択すると見ることができます。
おわりに
Amazon海外配送は、Amazonの商品注文画面で必要事項を記入すれば、クリック一つで海外の自宅まで届くので、とにかく楽だということが最大のメリットです。
実家や日本の知り合いから、DHLや日本郵便(EMS、SAL便)で荷物を送ってもらったこともありますが、書類の作成から、通関費用(関税)の支払いなど、意外と手間がかかります。Amazonの海外配送をうまく利用すると、より快適な海外生活が送れると思います。
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