こんにちは、イラリタです。
私は現在、タイに駐在していますが、初めての海外生活であったため、色々と悩むことが多かったです。
今となっては日常生活は全く問題なく過ごせていますが、渡航準備をしていた時は、何を持っていくべきか、とても迷いました。
そこで、これから海外赴任される方の参考になればと思い、実際にタイで数年間生活した経験を踏まえて、海外赴任時に必要なもの、不要なものをリストにしました。
目次
はじめに
海外赴任時に必要なものと一言に言っても、赴任する国、さらには都市によって事情は変わってくると思います。また、家族構成によっても変わると思います。
ここで載せているリストはあくまで、タイのバンコク/シラチャで、子連れ(小学生)家族という前提での個人的な意見になります。
しかし、私とは状況が異なっていて、皆さんにとって不要なものが含まれていても、「こういうものが必要な人もいるかもしれないけど、うちには要らないね」、ということを確認する意味で参考になればいいなと思います。
早速リストを紹介していきます。リストの内容は逐次更新をしていこうと思っています。
日本から送る必要があるもの/ないものリスト
日本から送る荷物候補を次の3つにレベル分けしてまとめました。
- 送ったほうがよいもの
- 余裕/必要があれば送るもの
- 送らなくてよいもの(現地で調達)
基本的にはリストの通りなのですが、いくつか注釈を加えた方が良いものもあるので、下の追加情報も合わせて読んでいただけるとより参考になると思います。
送ったほうがよいもの & 余裕/必要があれば送るもの
医薬品
タイで医薬品が揃わないことはほぼなく、むしろ市販の薬が強すぎる方を気を付けるぐらいですので、基本的には日本からの送付が必須のものはないです。ただし、以下のものは日本から送付した方が良いと思います。
- 持病の薬(日本のかかりつけ医に相談すれば長期分の処方をしてくれることもあり)
- 酔い止め(タイでも錠剤が手に入るが、子ども用やドリンクタイプは持参要)
- 消毒液、傷パッド(タイでは傷が化膿しやすい。近いしものはあるが日本の商品の方が良い)
傷パッドは下の写真のような商品です。似たような商品はタイにもありますが、肌に触れる部分の造りはやはり日本製がよいです。
その他の薬は、タイでも手に入るので、余裕があれば送るものに入れました。
衛生用品
- 歯ブラシ(海外製品はヘッドが大きい!高値で日本製も買えるが子どもの仕上げ用歯ブラシはほぼない)
- フロス(100%ミント味がついているので、苦手な方は無味があった方がよい)
文房具
- ファイル(日本製紙ファイルは丈夫、現地産はすぐヘロヘロに。金属金具もホールド感が弱い)
- 便箋(子どものお手紙用などの用途で使える可愛いものがない)
- 機能ペン(フリクションボール、Jet streamペンなども揃うが高い)
子ども用の服、靴、帽子
子供用品はタイでも買えるんですが、ちょっと何かが違います。先入観や好みだとは思いますが、選択肢が多い分、日本の方が納得のいくものが買えると思います。
- 服、帽子(タイは冷房が凍えるほどきついので、薄手の長袖必須)
- 靴(子どもの成長も考えて、0.5cmや1cmのサイズ違いで大きいものまで用意しておくと安心)
- 浴衣(日本風の夏祭りのような催しで着る場合)
子どものプレゼント
タイに来て困ったことの一つに、子どもの誕生日やクリスマスのプレゼントが手に入らないことがあげられます。タイに売っていない日本のおもちゃをテレビやYoutubeで子どもに知られてしまうと大変です。
タイにはないからムリ、で通すこともできますが、代わりのものを探すのもかなり手間です。とはいえ、日本から送ると輸送費や関税がかかるし。。。
ということで、せめてタイにくる年の誕生日やクリスマスのプレゼントは事前に用意しておくことをお勧めします。
調理器具
コンドやアパートに付属の調理器具は異なるので、確認のうえで必要なものを選定する必要があります。
うちでは、コロナによるステイホームで時間を持て余した結果、日本ではしたことのないパン作りやお菓子作りをしています。そこで、ホームベーカリーが大活躍しています。
パンは比較的美味しいものが市中で買えますが、焼き立てはやはり美味しいです。また、ホームベーカリーは、もち米をこねることができるタイプもあるため、もちも作れて楽しいのでおすすめです。(切り餅はタイにも売っています)
お菓子も材料は手に入りますが、調理器具はなかなか、コレだ!というものが見つかりませんので、少しでも使用する可能性があれば、持参がおすすめ。
また、タイは果物が安くて美味しいため、ミキサーがあると気軽にフルーツジュースを作れるため、意外と使えます。
くれぐれも対応電圧には気をつけてください。
食材
調味料はほぼタイでも揃います。ただし、日本での価格の2〜3倍と高価です。とはいえ、賞味期限もあるため、駐在期間中の調味料をストックしておくことは現実的ではないので、初めの1か月分だけ日本の調味料を送って、後は現地調達、と考えた方がよいです。
ただ、美味しいパスタソース(レトルトパウチ品)がないのが残念です。これだけはいくらあっても足りませんでした。もっと持ってくればよかった、と思った商品です。予約でいっぱいシリーズのパスタソース食べたい。。。
証明写真データ
海外赴任時の書類関係は、証明写真がたくさん必要ですが、タイに入国してからも意外と使用機会が多かったです。例えば、幼稚園、学校の入学書類や入園/入校カードなどです。しかもサイズが毎回異なる、という困ったことに。
そこでおすすめなのが、写真データです。
日本の写真屋さんによっては、データを渡してくれることがありますので、このデータを持参した方がよいです。タイの写真屋さんで好きなサイズに焼き増しができます。
送らなくてよいもの
最後に、タイでも代替品が手に入る、またはそもそも不要なものをあげていきます。
大量の調味料
日本で使用している調味料がタイで手に入るのか、不安になって、空いた荷物の隙間を全て埋めるレベルで調味料を送っている方もいます。
しかし、日本の調味料はほぼタイで手に入ります。確かにブランドは選べませんし、価格も2~3倍するため、持ってこられるのであれば持ってきた方がよいとは思います。
しかし持ってきすぎるとたいてい、賞味期限が切れてしまうのがオチです。タイで買えると割り切っ方がいいと思います。
海用品
タイの休暇旅行先と言えば、海です。このブログでもたくさん記事を書いていますので、渡航準備の合間に読んで、テンションを上げてもらえると嬉しいです。
さて、海用品は色々な種類のものが必要ですが、赴任時期が日本の冬だったりすると、売り場にほとんど並んでいない、ということもあります。
一方、年中常夏のタイでは、一年を通して、海用品が手に入ります。そのため、タイで揃えることを考えてよいと思います。特におすすめの海用品ストアは下の記事で紹介している、デカトロンです。
おしゃれな水着以外はほぼ揃うと言っても過言ではありません。
水着はそこまでおしゃれとは言えないため、日本で用意したほうがいいと思います。
虫よけスプレー
お気に入りの虫よけスプレーや虫よけリングを使用したい場合を除けば、タイで手に入る虫よけスプレーで問題ありません。
おすすめはこちら。
クリームタイプとスプレータイプがあり、コンビニやスーパーにも置いてありますので、旅先で購入することも可能です。
効果のほどですが、結構、虫よけ効果を実感しています。タイの蚊にはタイの虫よけが効くのかな、などと思ったりもします。
蚊帳
これは半分ネタになりますが、我が家はタイへの赴任にあたり、蚊帳を用意しました(笑)
日本でも蚊帳は使用していなかったのですが、なぜ、これが必要だと思ったのか、今でははっきりと思い返せませんが、とにかく不要でした。
おわりに
極論を言うと、日本から何も持ってこなくても、何とかなる国です。
既に持っているものや他とは違う良いものは、持ってきたほうが良いですが、これいるかな?と迷うものはたいていなくても何とかなります。
あまり悩みすぎずに、お気に入りのものだけを持ってくる、くらいに考えてもいいと思います。
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